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大森 晶子(ピアニスト)

東京都渋谷区原宿の生まれ。
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科を卒業。
在学中に、第25回全日本学生音楽コンクール高校の部東日本第2位、第46回日本音楽コンクール第3位入賞。
ポーランド、ワルシャワ音楽院(現ショパンアカデミー)研究科修了。
齋藤ゆり、江戸弘子、本間徳男、レギナ・スメンジャンカ諸氏に師事。

ポーランドではオーケストラとの共演やリサイタルなど各地でコンサート。帰国後は東京、神奈川を中心にリサイタルや室内楽など演奏活動をするが、体調を崩してその後15年間演奏活動を停止。1999年に東京から望月(現佐久市)に移り住んだことをきっかけに多方面にわたる演奏活動を再開。

信州での主な演奏歴

2004年より
望月多津衛民藝館での「あったかコンサート」を6回企画、出演。

2007年より
地域の音楽愛好家の仲間と「音の輪」を立ち上げ、信州国際音楽村で気軽に楽しめるクラシックコンサートを開催し、小劇場オペラに発展。2014年までに7回のオペラを上演、ピアノを担当。
八十二文化財団の委託を受け、松本では「セビリアの理髪師」、伊那では「コシ・ファン・トゥッテ」を上演し、プロデュースピアノを担当。

2008年
東御市で26年ぶりとなるリサイタルを満席で開催。

2009年より
音大生を中心とした若手のための「音の卵コンサート」「演奏家の卵コンサート」などを企画。

2010年
ショパン生誕200年記念リサイタルを東御市サンテラスホール主催で開催。
そのライヴCDはレコード芸術などの専門誌で高い評価を受け、Stereo Sound2014年秋号では「デジタル時代の名録音20選」に選ばれる。

2011年7月
八十二文化財団主催で、軽井沢大賀ホールにおいてチェリスト山崎伸子氏とデュオコンサートを、11月には佐久市コスモホールで資金ゼロでの草の根の市民オペラ「愛の妙薬」を共に満席で成功させる。

2014年
須坂メセナホールオーケストラとグリーグピアノ協奏曲を共演。

2015年
アンサンブル・ノーヴァとベートーヴェンピアノ協奏曲第4番を共演。
京都アルティにて饗場知昭氏企画によるオペラ「ラ・ボエーム」全幕のピアノを担当。

2016年5月
60才の節目に佐久平交流センターに名器ファツィオリを持ち込み還暦記念リサイタルを開催。ムジカノーヴァで高い評価を受け、ライヴCDをリリース。  

2016年10月
八十二文化財団主催で、高関健氏指揮アンサンブル・ノーヴァとベートーヴェン、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を共演。

2019年6月
軽井沢大賀ホールにおいてミカド珈琲提供でチェロの山崎伸子氏と7年ぶりのデュオコンサート、級生3人夢のコンサートを開催。

2020年11月
下野竜也氏指揮アンサンブル・ノーヴァと、シューマンピアノ協奏曲を共演。 

その他の活動

後援会
しなの音の輪が2017年に結成され、信州出身の若い演奏家を中心に質の高い演奏目指す、信州発「音の玉手箱」を毎年開催。

2017年
第1回「歌とオペラ」佐久平文化センター

2018年
第2回「管」信州国際音楽村

2019年
第3回「弦」サントミューゼ小ホール

2020年
―――

2021年
第4回「打楽器&ピアノ」サントミューゼ小ホール

ピアノトリオ ヴァイオリン北原よし子、チェロ宮澤等と共に2019年より活動。
ブラームスピアノトリオ全曲演奏の録音など