長野国際音楽祭が閉幕
熱い、暑い中、長野国際音楽祭が閉幕しました。
最終日の8月3日、フェスティバルコンサートで、モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジェノム」を演奏しました。
指揮者なしは初めてでしたが、コンマスのミュラーさんの牽引力は素晴らしく、3日間で、コンマスを通して全体がみるみるひとつになって行き、本番は楽しいひとときとなりました!
ベーゼンドルファーは久し振りでしたが、モーツァルトによく反応してくれ、軽やかで温かい音を出してくれました。
この音楽祭は、中澤きみ子先生ご夫妻と、地域で支える皆様とで始められたと伺いました。
そんな由緒ある音楽祭に参加できたことは、大変栄誉なことです。信州に来て26年、ようやく地域の活動に参加させて頂き、嬉しかったです!
モーツァルトピアノ協奏曲第9番は、実は亡き恩師、本間徳男先生がお好きだった曲。今回は追悼の意味も込め、同門の幼なじみ、坂田秋也さんに音楽アドバイザーをお願いし、共に音楽作りをしました。彼とは3才から共に音楽を勉強し、途中、道は違えど、長い時を隔てて、恩師の奥様の仲立ちで再会しました。音楽センスは昔から抜群で、ドイツで勉強しさらに磨かれたのではと思います。音楽に関係ない仕事をしているのはもったいない!お陰で、今回は楽しかっただけでなく、勉強になり、彼に感謝しています。
アンコール曲、シンディングの春のささやきも、恩師のよく弾かれていた曲です。
長野国際音楽祭は、来年この時期、丸子の地で開催されるそうです。みんなで応援して行きたい企画です。
来年も乞うご期待!